こんにちはSUZUです
今回はインテリアデザインの一般的な仕事の流れを1つ紹介していきます
インテリアデザインの仕事と一言で行っても大きく2種類あります
空いてる建物の中でお店をオープンするか、所有されている建物の中でお店をオープンするか
- 空いてる建物・・・道路沿いにあるコンビニだったお店など
- 所有されている建物・・・イオンや百貨店など
今回は空いているお店のパターンの時の話をしていきたいと思います
よく街を歩いていると「ここ、吉野家だったよね?」とか「セブンイレブン潰れたんだね」と言う会話を家族や友達とする事があると思います
様々な理由で、お店を手放すことになってしまったオーナー様の多くは「経営が上手く立ちいかなくなった」と言う理由で
手放す事が多いです
お店を所有するには様々な出費がありますので、これを支払う資金を生み出す事が難しくなるからです
- 建物の家賃
- 電気、ガス、水道、人件費などのランニングコスト
- 商品の仕入れ原価(飲食店であれば食材、物販店であれば商品の仕入れ原価など)
- 様々な税金
建物にもオーナー様がいますので、オープンしているお店のオーナー様が建物のオーナー様と異なる場合は
借りていると言う理由で家賃を支払います、同じ場合は固定資産税などの税金が加わってきます
因みに土地と建物でもオーナー様が異なる場合もあり、上記と同様です
その場合は建物のオーナー様が土地代を含めた家賃をお店のオーナー様に請求している事が多いです
このように所有している物に対してそれぞれオーナー様がいると言うことになります
そしてお店のオーナー様がいなくなった後に誰も使っていない建物で
「新しく借りてオープンしてくれるお店のオーナー様を新規に探す」と言うことになります
新しく店舗展開したいお店のオーナーはお店を様々な条件と共に借り、僕のようなデザイナー(お店を計画するプロ)に依頼が来る
ここまでがデザイナーまでに、仕事が降りてくる流れになっています
依頼を頂いてから
ここまでの流れで依頼を頂いたら、実際に現場調査にいきます
話を聞いただけでは、店舗の大きさ(スケール)や、どこに給排水の既存のルートが回っているのかなど
不明な部分が多いため、それらの確認と実際の現場の寸法の確認を主な目的にして確認にいきます
建物自体が古かったりすると、建築の持ち主の方から頂ける図面と実際の状況が異なっていることが
よくある為、これらの作業は必須事項になります
また、これは実施をしてくと実感するのですが、図面に記載されている寸法と実際に現場で測る寸法では
異なっている事がほとんどです
この部分をあまり気にする事なく設計をされる方も、いらっしゃるとは思いますが、
僕が働いている事務所ではより、リアルに設計をする為にこの部分にとてもこだわって、図面にデザインを落とし込むようにしています
寸法をこちらでコントロールをする事はとても大切な事なので、できればこの作業を厳密にやるようにしています
インテリアデザインをする中でとても大切な作業の1つです
しかし、学生の時や実施を初めてやる際はこのような事はよく分からないと思いますので、
頭の中で「そう言う事がある」という風に知っておけばあとは、その時に実際に経験できればいいと思います
次は他のパターンも紹介出来たらと思います
本日もありがとうございました!
SUZU
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